サラリーマンが投資で1億円を目指す道中記

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【銘柄紹介】No2 Appbank(6177)-「マックスむらい」チャンネルの復活へー

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銘柄紹介第2弾はAppbank。

AppleSoftbank)×1/2=Appbankです。

iphoneソフトバンクから発売されたとき、日本のビジネスを変える!ということで起業された企業。

最近は業績が悪く、正直言うと投資しづらい会社ですが、今回取り上げた理由は業績とは別のところにあります。

 

【業績】(単位 百万円)

           売上   営業利益  純利益

13.12   1,354     38    0

14.12   3,012    514  328

15.12   3,966    912  551

16.12   2,332   ▲107  ▲80

17.12   1,829   ▲269 ▲459

18.12※1 1,800   ▲135 ▲140

18.12※2 1,800   ▲137 ▲140

19.12※1 1,850      0  ▲20

 

※1四季報予想(2018年2集)

なお、四季報予想(2018年1集)では

           売上   営業利益  純利益

18.12   2,000   ▲100 ▲150

と予想されており、2018年2集では下方に予想。

※2会社予想

 

【財務】(単位 百万円)

総資産  1,372

自己資本   616

資本金     99

利益剰余金  207

有利子負債  525

 

四季報コメント】

2018年1集 2018年2集

【水面下】   【水面下】

【テコ入れ】  【資源集中】

・2018年2集で気になったフレーズ

「元役員不祥事影響薄れ大手広告主戻る。」「「マックスむらい」チャンネルも視聴者数回復。」「ストア~閉鎖」「レストラン~閉店」

 

【コメント】

業績でもわかる通り2016年から赤字に転じます。

この2016年に何があったかというと、

 元役員の横領

経理を担当する元役員が2012年から2015年にかけて所在の判明しない取引先へ金銭1億4000万円分を不正送金していたなどのことが税務調査の中で発覚した。後に、調査報告書に不自然な点があると指摘され、暴力団関係者に送金していた疑惑が浮上したが、AppBankは関係性を否定した。その後、2016年3月にAppBankは元役員を刑事告訴した。元役員は同年9月13日に東京地検特捜部に詐欺容疑で逮捕され、10月3日に起訴された。2017年1月17日、東京地裁にて元役員に対し、懲役6年の実刑判決が言い渡された。

スマホケースの盗作疑惑

オリジナルでデザインしたとして2016年12月19日に動画で公開したiPhoneケースが、AppBankにもスマホケースなどを納入しているガジェット周辺アイテムメーカーのトーモが手掛ける「RAKUNI」ブランドと酷似しているとトーモ代表の東智美 Facebookで訴えた。動画は、デザインが酷似しているとの指摘の後削除された。AppBankはこの問題に対して翌日夕方に、YouTubeライブ配信で社長の宮下泰明と村井智建が共に東に対し謝罪した。「12月19日に公開したiPhoneケースの制作企画動画について」と題した配信では、募る不信感を東がぶつけ、それに両名が応える形で進行し、村井は「やってはいけないことだった」「仕事として流してやっていた」と、何枚もデザイン案を見ていたためRAKUNIのデザインを失念していたと自らの非を認めた。なお、もっとも重要と思われるデザイナーが意図して模倣したのかという点については、「マネをしたと思う」という曖昧な回答をした。動画内で宮下は今後は社内体制を改め、どういうプロセスでデザインが上がるのかなどを精査していきたいと述べた。

 (Wiki

 

これらの事件でAppbank・村井さんのイメージが悪化してしまい、それまで飛ぶ鳥を落とす勢いだった「マックスむらい」チャンネルに陰りが出始めました。それにともない、Appbankへの広告減、実店舗の売上げも下がり、赤字になってしまいます。

2018、2019は会社予想、四季報予想も縮小傾向にあるものの、赤字を脱し切れてません。

 

では、なぜ今回Appbankを取り上げたかというと、

最近の「マックスむらい」チャンネルが面白いからです。

 

私は、最近はテレビ(東京テレビを除く)を見ることはなくなり、バラエティはもっぱらyoutubeで楽しんでいます。あの素人感、ノリだけ感が好きだからです。youtuberの素人延長線上の芸能人的な位置づけも好きだったりします。

 

youtuberの先駆けが「マックスむらい」チャンネルであり、歴史の一時代を築きましたが、さきほどいった2016年を境にトレンドが下降していきます。

 

ところが2017年にv字の兆しを見せ始めます。そのきっかけが次の動画。

www.youtube.com

 

思いのたけを語ったこの動画をきっかけに会社の雰囲気が変わったとのこと。

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

復活の兆しになった理由を考えてみました。

やはり一度下まで行った人の体を張った動画に復活のストーリーを感じられる・応援したいからだと思います。

サイレントマジョリティーの動画を見ても、ダンスのうまくない中年男性が汗まみれで頑張ることは決してスマートな映像でないかもしれません。しかし、なにか泥臭い、手抜き感のない動画は、村井さんのもう一度復活させるという意思が感じられますし、応援したい気持ちが芽生えてしまいます。日本人だからでしょうか笑

中年の泥臭さに、私も30代になって共感できるようになり、「マックスむらい」もAppBankも、村井さんにはぜひとも頑張ってほしいと思います。

 

【銘柄紹介】No2 Appbank(6177)-「マックスむらい」チャンネルの復活へー