サラリーマンが投資で1億円を目指す道中記

サラリーマンによる投資活動を記録するブログ。個人投資家全員に幸あれ。

【書評】編集者箕輪厚介という人【生活】

「多動力」

「お金2.0」

「日本最高戦略」

 

 

昨今話題を集めるこれらの本には共通点がある。箕輪厚介氏が関わっている点だ。ちなみにこれらの本(私が読んだ本)以外にも同氏が関わった著書は多数あるので、関心のある方はぜひともフォローしていただきたい。

 

 

箕輪厚介

この本を編集しているのは箕輪厚介という人物だ。ビジネス書の世界でいま一番ホットな存在なので、覚えておいてほしい。双葉社時代に、幻冬舎の社長、見城徹の『たった一人の熱狂』を編集し、幻冬舎に移ってからはNewsPicks Bookというレーベルを立ち上げ、堀江貴文の『多動力』をはじめ、1月30日に発売されて、初版5万部、発売1日でさらに3万部の重版が決まった落合陽一の『日本再興戦略』など、ヒット作を次から次へと生みだしている編集者である。『お金2.0』は2018年のビジネス書でNo.1のヒットになり、ミリオンセラーになる可能性も秘めている。間違いなく今年必読の1冊だろう。

 

「お金2.0」の大ヒットの中、その編集者の箕輪さん

箕輪さん「箕輪編集室」で自身のコミュニティを持っている。

note.mu

 camp-fire.jp

 

コミュニティ・チームを作り、自分のプロフェッショナルを徹底的に極める。campfireの実績を見てもわかる通り、フォロワーも数多く存在する。上で紹介した作品で紹介されている内容を箕輪さん踏破している感じである。

自分はどうだろうか。彼のような社会にインパクトのあるコミュニティをもっているわけではない。SNSの存在感も微々たるものだ。彼の足元にいっていない私だが、同世代の人間として彼を誇らしく思い、尊敬している。

 

 上の著書を読んで

自分なりに上の本を読み雑な要約してみれば

① 自分のワクワクする分野を複数見つけ、それらを徹底的に追及する

② 複数の分野で生業を持つ(落合さんはこのように複数の生業を持つことを百姓と言っている。)

③ 資本主義から信用主義へ

 

百姓たれ、猿ようにハマれ、信用経済。

これらの著書に出てくれるフレーズだが、AI、ブロックチェーンなど近い将来到来するテクノロジーを踏まえて日本の将来を予測し、どのように行動を取るのが良いのか、また、お金に対する価値観などを各人のキャリアを元に著述されている。

 

 

自分は強味・ワクワク・好きな分野はどうだろうか?

 

まず投資は好きだ。

投資する会社を評価し、投資し、資産を増やしていくことは面白い。投資の目的は人それぞれだ。不労所得を作ることでサラリーマン生活からリタイアするためが代表的だろう。もちろん私もこの目的がないわけではない。私の場合でいえばその目的の達成はまだまだ先になるので、今は資産を増やしていくことそのものに楽しさを感じている。

toushi-salary.hatenablog.com

 

 

仕事では法律を使っている。

それなりに知見を持っていて法律・法的な考えた方は身につけている(はず)。しかし、今はテクノロジーの発展の中で法律も過渡期に差し掛かっている。AI技術が発達すると、法律のプロフェッショナルたる弁護士の仕事は、大幅になくなるといわれている。また、ICOが発達すると、IPOや会社という法制度そのものが遅れになっていくかもしれない。さらに、ブロックチェーン技術を利用したスマートコントラクトが普及を始めると今の契約実務も大きな変更を余儀なくされるだろう。その際に法務という間接部門が今後どのような付加価値を社会に提供できるであろうか。

 

TVゲームが好きだ。

知り合いにアイドルが好きな人間がいる。そのアイドルというのもまだ世の中で広く認識されていないアイドルだ。彼と飲みに行くと嬉々として注目のアイドルを語り教えてくれる。私は彼の話を聞くのが好きだ。むしろ彼の何かに熱く没頭する姿勢が羨ましい。私も何かを探してみた。小中学生のとき、PSに没頭していたことを思い出し、昨年PS4を買ってしまった。そしてDQ11にはまってしまい、寝不足で会社に通う日が続いた。やはり、過去に熱中したことは今でも熱中できる。皆さんも何か熱中できるものを探されているのであれば、まず、小中学生の時に熱中していたことを考えてみるといい。

 

宇宙にも関心がある。

残念な結果になってしまったが、Google prizeに参加していたHAKUTOはひそかに応援していた。宇宙兄弟も好きだ。小さなころに夢見たことを大人になっても熱を持って追及する姿勢は心を打たれてしまう。なぜ宇宙が好きなのか?これも小さいころウルトラマンが好きだった。宇宙のかなたに本当にウルトラマンがいると信じていたものだ。ウルトラマンがいる宇宙を知りたい、幼少期に簡単な宇宙の本を読んで痛い記憶がある。おそらく、宇宙好きの原点はこの点にあると思う。

 

 

 

自分の最近の興味関心を掘り起こしてみた。それぞれバラバラだが、バラバラであればバラバラであるほど、それらを組み合わせるアイディアがあればオンリーワンになるだろう。過去にナンバーワンではなくオンリーワンを歌った歌があったが、オンリーワンは結局ナンバーワンである。AI・ロボットと競争もいいが、結局趣味的なこと人間らしさを発揮していく。その道の先に人らしさがあるのだから。

 

 【書評】編集者箕輪厚介という人【生活】